グレイン・ミュージックが主催・協力するゴスペルクワイア
活動場所・詳細
★は難易度です。「コミュニティクワイア」は、練習内容が同じなので振替が可能です。Noah’s ARKは入会にオーディションとインタビューがあります。
エリア | クワイア名 | 主な活動場所 | 関連リンク |
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コミュニティクワイア・振替可能 Sweet Grace Gospel Choir(★★☆☆☆) (スイート・グレイス・ゴスペル・クワイア) 2022年発足 |
毎月2回水曜・栄地区センター(札幌市東区) 10:00〜12:00 |
クワイア紹介ページ | |
コミュニティクワイア・振替可能 Motherleaf Gospel Choir(★★☆☆☆) (マザーリーフ・ゴスペル・クワイア) 2012年発足 |
毎月2回火曜・石狩学び交流センター(石狩市花川北) 10:00〜12:00 |
クワイア紹介ページ | |
コミュニティクワイア・振替可能 Comodo Gospel Choir(★★☆☆☆) (コモド・ゴスペル・クワイア) 2014年発足 |
2ヶ月に3回(約3週間ごと)木曜・えぽあホール(江別市大麻) 19:00〜21:00 |
クワイア紹介ページ ブログ |
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🔰超初心者向け Elpis Gospel Choir(★☆☆☆☆) (エルピス・ゴスペル・クワイア) 2008年発足 |
毎月1回土曜・札幌希望の丘教会(札幌市豊平区) 13:30〜15:30 |
クワイア紹介ページ | |
中級者向け・入会条件あり Noah’s ARK(★★★☆☆ 以上) (ノアズ・アーク) 2013年発足 |
毎月2回土曜・18:30〜21:30、追加レッスン・合宿あり | クワイア紹介ページ |
この他、期間限定の短期ゴスペルワークショップなども開催しています。
COME ON, JOIN US!!
「ゴスペルを、ゴスペルとして歌うこと」…グレイン・ミュージックはそこにこだわります。
ブラックゴスペルのスタイルを基本とし、アフロ・アメリカンが築き上げてきた音楽的な魅力やクオリティーだけではなくて、ゴスペルの中に脈々と受け継がれてきたメッセージを歌い伝えることをとても大切にしています。
もちろん信仰を強要することはいたしませんが、音楽だけでなく歌詞の意味を理解して歌うことを大切にしたいと願っています。
その昔、17世紀から奴隷としてアフリカから北米大陸に強制的に連れてこられた黒人の方々は、それまでアフリカで持っていた言語や宗教を捨てさせられ、キリスト教を押し付けられました。それは彼らの幸せのためではなく、奴隷として従順になるようにとの目的でした。
しかしそういった意図に反して、奴隷たちはキリスト教信仰から勇気と力を得ます。
毎日の生活は過酷だけれどやがて苦しみのない天国に行けるという希望をそこに見出し、貧しい者や虐げられている者をこそ愛し自分を友と呼んでくださる神の存在が、彼らのかけがえのない支えとなりました。
故郷アフリカの複雑なリズムや即興性の強いメロディーに聖書をベースとした歌詞を乗せて歌う彼らの礼拝は、当然熱烈なものとなっていき、奴隷の主人たちがかえってキリスト教を弾圧するようにさえなったほどでした。
そうやってゴスペルは、アメリカの黒人教会から誕生してきたのです。
ちなみに、ゴスペル(GOSPEL)とは「神からの良い知らせ、福音」(GOD SPELL=GOOD NEWS)という意味です。なので「神がJesus Christを通して人間を無限の愛で愛してくださる」ということをテーマに歌っている曲は、ジャンルやスタイルがブラックミュージックでなかったとしても「ゴスペル」と言えることになります。
希望を失い絶望の中にいた黒人たちを闇から光へと導いた神、そのことを知った彼らは、神を礼拝し賛美し祈り、また神に励まされ癒されながら、神のことばである聖書からのメッセージを通して神からの愛、喜び、励まし、希望、救いを受け取っていきました。
やがてそれは、キング牧師に代表されるような公民権運動につながり、そして今もなお、黒人の方々のみならず、白人にも黄色人種にも、肌の色や国籍に関係なく伝わっています。
このゴスペルの喜び、楽しさ、深さ、広さを、多くの方々と共に味わうことができたら、幸いです。
大山小夜子